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長野県、木曾川の上流にある「巴が渕」です。
歴史が、漂うこの淵は、巴状にうずまき、「巴が渕」と、名づけられました。伝説によると、この渕に龍神が住み、その名は巴御前と言ったそうです。巴は義仲と戦場に馳せた痛ましくも、切々と燃えた愛の証でもありました。巴御前は、絶世の美女で、この場所で水浴びをしたり、泳いだりして、艶やかな黒髪のしたたりと、白い肌元には、義仲への恋慕情が、燃えていました。岩と、緑と、蒼く、渦巻く巴が渕です。
木曽川の流れとともに、この巴が渕の、余情はみつみつと、今も世の人の、胸に響き伝わっています。
釣り人の、隣りの人は、一年中、いつもこの場所で(巴が渕)で、精神統一を、長い時間(ほぼ一日中)しています。
私と同じ、巴の大ファンでしょうか。ご覧になって下さい。
7月23日.撮影 東條初恵